株式会社RaySTAが制作を担当した、RHT.の結成10周年を記念したイベント「REAL RHT.」が9月3日に渋谷・Spotify O-EASTにて開催されました。
チケットはソールドアウト、大変ご好評をいただき、現在配信チケットを販売しております。
※9/29 (日) 23:59 までの期間限定のため、お見逃し無く!
配信チケット購入先:https://neighborhoodflow.zaiko.io/item/366899
RHT.(アール・エイチ・ティー)は、RIEHATAプロデュースの元10年前に発足された、日本が世界に誇る最強ダンスクルーで、「D.LEAGUE20-21」ではavex ROYALBRATSとして初代チャンピオンに輝き、Instagramの総フォロワーは約80万人を超え、ファッションアイコンとしての側面も持っています。
メンバー個人の活動も活発で、BE:FIRST、King & Prince、Number_i、NCT 、Red Velvetなど、今をときめく有名アーティストの振付・ライブ出演やツアーダンサー、韓国Mnetの超人気番組「STREET WOMAN FIGHTER 2」への出演、国内外でのワークショップなど、グローバルな多岐に渡る活躍を見せており、そんな彼らのワンマンライブ「REAL RHT.」のライブレポートを公開いたします。
ムーヴメントプレスにて、さらに多くの写真を掲載したリッチレポートも掲載しました。
ムーヴメントプレス記事:https://movementpress.jp/news/6299/
メンバーの11人は、キッズの頃からダンスに身を捧げ、共にRIEHATAを師として仰いで来た仲間たちだ。
彼らの関係は、ライバルでもあり、ビジネスとしてもダンスに向き合う同志でもあり、そして幼馴染のような存在とも言えるだろう。
そんな彼らの公演「REAL RHT.」は、今までのRHT.の歴史や様々なクリエーションが詰め込まれた、非常にエモーショナルで感動的なライブとなっていた。
会場の照明が落ちると、会場からは大きな歓声が上がり、ステージ上の画面に映し出されたのは、映像クリエーターte2taが制作したオリジナルムービー。
RHT.メンバーの1人づつにフォーカスした映像や、カウントダウンが会場のボルテージを高めていく。
暗転したステージに点灯する照明でRHT.のシルエットが浮き上がると、割れんばかりの歓声が会場を包む。
RHT.10周年を祝し、これからの未来を盛り上げるべく作られた、初のオリジナル楽曲「REAL RHT. feat. RIEHATA.」が流れ、ステージ上の画面に流れるリリックビデオを背に圧巻のスキルフルでキレの良いパワフルなダンスを披露。
グレーのつなぎを脱ぎ捨てると、RHT.を象徴するようなメンバーそれぞれが色とりどりの個性際立つ衣装やヘアスタイルが現れた。
1つ目のショーケースが終わると、再びステージは暗転。
ステージ上の画面には、アナログテレビにVHSのカセットを入れるメンバーの映像が流れる。
映像内のテレビに映った過去のRHT.のダンスショーケースの映像と交差するように、これまでの10年間を一気に振り返る怒涛のショーケースメドレーを披露し、会場の温度をもう一段階盛り上げた。
ショーケース「Slippery」では、RHT.のリーダーを務めるKAITAが、スキルフルでキャッチーなダンスでKAITA節を炸裂させる。
その後KAITA、Leo、KAZtheFIREの三名によるMCタイムでは、コールアンドレスポンスでフロアを沸かす一幕も。
RHT. PRINCESSでは、セクシーな衣装に身を包むReiNa、Asupi、Rena、Asuka、Akoが登場。
可愛いらしさやセクシーさだけではなく、大胆な女性の力強さやエンパワーメントを感じるパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。
RHT. BOYSでは、クスリと笑える、ストーリー仕立てのコミカルなショーケースを披露。
ショーケース前の映像作品にて、「一人だけ10周年じゃないメンバーがいるよね?」と、RHT.に途中から合流したメンバーSHOTAが本当にRHT.メンバーと言えるのか、ダンスでオーディエンスに決めてもらおうという趣旨の前振りが行われる。
KAZtheFIRE、Rhyme、Leo、Macoto、KAITA、SHOTAがそれぞれ仮面を付けてピエロに扮しダンスをしていくと、一人だけ振りが揃わず空気が読めていないメンバーがいる、というストーリーが展開される。
しかし、オチのどんでん返しによって「SHOTAは本物のRHT.のメンバーである」と証明するようなハートフルな作品となっていた。
続くショーケースは「Precious」。ドラマ仕立ての青春感溢れる映像の前振りの後、披露されたのは、Leoが主役のavex ROYALBRATS D.LEAGUE 2020-2021 Round 4.で披露したショーケースだ。
客演にMicro from Def Techを迎え、名曲「My Way」をアレンジして制作された、青春時代の淡い恋心を歌ったメロウチューン avex ROYALBRATS「Precious feat. RIEHATA & Micro From Def Tech」の楽曲で、学校を表現するセットの中、制服に身を包んだメンバーが恋心や青春を、そして何より一人ひとりが「Precious」な存在であると、高らかに表現されていた。
更にストーリーは続き、Rhymeが主役となった D.LEAGUE 2020-2021 Round 5. で披露された「Life is goood feat. RIEHATA & SWAY」のショーケースへ。HIPHOPなダンスで会場を魅了した。
続いて登場したのは、韓国Mnetの超人気番組「STREET WOMAN FIGHTER 2」出演で更に人気が国内外で爆発中のRena。
K-POP好きにはたまらないしなやかかつパワフルなパフォーマンスを披露し、さらにアクロバットでも歓声が沸いた。
ASUPI+AKOのショーケースでは、シックな白い衣装に身を包んだ二人が登場。
宇多田ヒカル「One Last Kiss」の楽曲を使い、情緒溢れるエモーショナルなダンスで世界観に引き込まれた。
KAZtheFIREのショーケースでは、ステージにベンチが置かれモニターには雨の景色が映る。
avex ROYALBRATS D.LEAGUE 2020-2021 Round 8.を彷彿とする、レイ・ジェイ「One Wish」の楽曲を使用した、セクシーなショーケースを披露した。
年を重ね更に色気を纏った、KAZtheFIREの真骨頂ともいえるセクシーなダンスに歓声が上がる。
Leo+SHOTA+Rhymeのショーケースでは、遊び心満載のステージが展開。ショーケース音源も楽しく、ジャージークラブのドラムパターンの音を表現するダンスは、耳からも目からも気持ち良くなるようなものであった。
ReiNa+Asuka+Rhymeは、今までのステージとはがらりと変わり、サイレンが鳴り響き、警光灯が照らすようなストリートが舞台になっており、クランプの要素も取り入れられた、ドープでかっこいいキレキレのHIP HOPダンスを披露。
音のとり方、静と動の使い分けの緩急、構成など、圧倒的なダンススキルを見せつけていた。
ALIEN ROCKSTARのショーケースでは、今年5月頃に開催されたMacotoのワンマンショーである「ALIEN ROCKSTAR」の魅力をギュッと濃縮したショーケースが披露された。
「ALIEN ROCKSTAR」同様に、公演の冒頭で物語へと誘う、傘を持ったドレスを着た人たちが行き交うところから始まり、舞台が開くとポールに体を逆さまにしてぶら下がった状態のMacotoが現れる。
照明の使い方や衣装、ダンスもすべて緻密で計算しつくされた、大胆不敵なダンスショーケースに圧倒された。
ALIEN ROCKSTAR VS RED VIBESでは、ALIEN ROCKSTARとKAITA扮するRED VIBESのショーケースが展開される。
ヘドバンダンスとも言える、頭を大きく振るダンスの応酬は笑いが起こり、新感覚のショーケースとなっていた。
RED VIBESについては、なにか動きがあるような告知のみで多くは語られなかった。
今後のアナウンスに注目したいところだ。
次のショーケースは、avex ROYALBRATS D.LEAGUE 2020-2021 CHAMPIONSHIPで披露された、「優勝ネタ」である「aRB 2021 (feat. RIEHATA)」。
再びLEDに映像が流れ、D.LEAGUE 20-21 avex ROYALBRATSのディレクターであり、RHT.の生みの親であるRIEHATAが登場すると、会場に歓声が沸く。
映像の中で、RIEHATAは懐かしげにRHT.のダンス動画を見ながら、親心として抱くRHT.への思いやメンバーとの思い出などを語る。
映像が終わり暗転すると、鬼気迫るパッションの溢れたダンスが繰り広げられ、途中からRIEHATAも登場してショーケースが披露され、会場から大歓声が上がった。
不朽の名作であるThe Black Eyed Peas「Where’s the Love?」のショーケースは、過去に大反響を呼んだ作品。
世界に愛を届けるというテーマの元、D.LEAGUE 2020-2021での各ラウンドの見せ場を入れ込んだ構成もさることながら、RIEHATAと共に、魂の叫びをダンスで表現する圧巻のパフォーマンスは、会場に大きな感動をもたらした。
会場が大歓声と拍手で包まれる中、号泣するKAITAを見てつられてもらい泣きをするKAZを微笑ましく見守るRIEHATAにあたたかい気持ちにさせられる。
RIEHATAが総合ディレクターを務める新しい形のダンススタジオ「SPACE LOV3」にあるカフェ「LOV3 CAFÉ」とのコラボ企画を披露した後、清水 翔太「Curtain Call (feat. Taka)」の楽曲でのショーケースがスタート。
RIEHATAも登場し、ステージのLEDにはキッズの頃から今までの写真が流れていく、エモーショナルなパフォーマンス。
メンバーそれぞれのソロダンスパートの見せ場も用意され、最後にRIEHATAがピンスポットの元で、赤裸々に、感情が伝わってくるパフォーマンスを披露した。
キャノン砲からゴールドテープが噴射され、10周年を迎える彼らの今までと、これからの明るい未来を祝すとともに、「自分の個性を愛し、他人の個性も受け入れること」の素晴らしさや大切さを観客の一人ひとりの胸に届けていたのではないだろうか。
各メンバーからのメッセージでは、涙で声を詰まらせながら、10年間活動してきた思い出や感謝などが語られた。
自身のアイデンティティに悩んだ時に仲間とダンスによって救われたこと、第一線で活躍するダンサー故の悩みや苦しみを仲間のお陰で乗り越えられていること、キッズの頃からダンスを続けるにあたっての経済的な大変さや家族の協力、言葉では表現できなかった自分をダンスによって表現することが出来た喜び、焦燥感や劣等感など、パーソナルかつ共感できる内容に胸が熱くなる。
最後にメンバー全員で深々とお辞儀し、感動が広がる中、ライブは幕を下ろした。
鍛え抜かれ卓越したダンススキルや表現力、独自性や創造性によって生み出されてきたショーケースを楽しみながら、RHT.が紡いできたストーリーに思いを馳せる、タイトル通りまさに「リアル」なRHT.のワンマンライブであった。
プレスリリース記事:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000141380.html
株式会社RaySTA 概要
社名:株式会社RaySTA
代表者:飯田 勇翔
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂2-13-20 TSUMUGIビル
事業内容:イベント制作、キャスティング、商品開発
HP:https://raysta.jp/